みうら健内科クリニック
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REHABILITATION

リハビリのご案内

Outline

リハビリテーションについて

「退院したけど、日常生活になんとなく不安がある」
「もう少しリハビリを続けたい!」
「1人でトイレに行けるようになりたい」
「1人でご飯を食べられるようにしたい」
「着替えられるように練習をしたい!」

このようなお悩みがある方へ、日常生活を少しでも快適に過ごすためのお手伝いを致します。

脳卒中発症後の急性期は入院での集中治療を行い、リハビリテーションを早期から行うことで機能改善が期待できます。急性期治療により全身状態が安定して退院となっても、何らかの後遺症が残ってしまうことは多く、退院後に発症前の生活との違いに戸惑ってしまう方が多いです。

当院では、脳卒中や神経疾患の後遺症として、運動障害や感覚障害、言語障害のある方はもちろん日常生活の機能維持目的のためのリハビリテーションも行っていきます。

このような疾患を対象としています

  • 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血その他の急性発症した脳血管疾患又はその手術後の患者
  • 脳腫瘍、脳膿瘍、脊髄損傷、脊髄腫瘍その他の急性発症した中枢神経疾患又はその手術後の患者
  • 多発性神経炎、多発性硬化症、末梢神経障害その他の神経疾患の患者
  • パーキンソン病、脊髄小脳変性症その他の慢性の神経筋疾患の患者
  • 失語症、失認及び失行症並びに高次脳機能障害の患者
  • 難聴や人工内耳植込手術等に伴う聴覚・言語機能の障害を有する患者
  • 顎・口腔の先天異常に伴う構音障害を有する患者

Care

介護予防リハビリのご案内

「脳卒中」の後のリハビリの多くは180日までしか医療保険での診療はできません。その後の多くは介護保険を利用したリハビリとなります。当院では介護保険を利用した「通所リハビリ」「介護予防リハビリ」が受けられます。

当院では作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士による介護予防リハビリの訓練が受けられます。介護予防リハビリとは介護認定【要支援1】【要支援2】と認定された方を対象に行うリハビリです。

「転倒予防」「日常生活機能改善」「もの忘れ予防」「栄養改善」「口腔機能改善」など日常生活を自立して行うためにリハビリを通して心身機能の向上と生活機能の維持向上を目指します。短い時間での外来リハビリを希望される方におすすめです。(※送迎はございません)

  • 急性期

    急性期リハビリテーション

    発症直後からベッドサイドで開始され、廃用症候群の予防と早期からの運動学習による早期自立を目標とします。

    急性期の重症度が軽症から中等度であれば急性期リハビリテーションからすみやかに回復期リハビリテーションへ移行します。重症であれば、症状が落ち着いた段階で回復期リハビリテーションへ移行します。

  • 回復期

    回復期リハビリテーション

    急性期リハビリテーションに引き続き積極的に集中的なリハビリテーションを行い、最大限の回復および早期の社会復帰を目指します。一般的には発症後の急性期治療を行った病院から、リハビリ専門の病院へ転院してリハビリテーションを継続することが多いです。

  • 維持期

    維持期リハビリテーション

    回復期リハビリテーションにより獲得された能力をできるだけ長期に維持するために実施されます。

    退院後に行われる、訪問リハビリテーションや外来リハビリテーションを意味します。慢性期脳卒中患者に対して、筋力、体力、歩行能力などを維持・向上させ、社会参加促進、日常生活動作(ADL)の改善を目的とします。

    当院では、外来リハビリテーションを受け付けております。

    自宅退院となったがもう少しリハビリをしたい方、日常生活動作に不安がある方、転倒や認知症の予防のためにリハビリをしたい方など、ご相談下さい。

    介護保険を利用してのリハビリも受け付けております。

Guide

リハビリテーションの流れ

一般的な脳卒中リハビリテーションの流れは、急性期、回復期、維持期に分けられます。

対象となる主な障害

  • 運動機能障害:歩行障害、上肢機能障害、下肢機能障害
  • 高次機能障害:失語、失行、失認、空間無視、注意障害、記憶障害、認知障害
  • 痙縮:痙縮(けいしゅく)とは筋肉が緊張しすぎて、手足が動かしにくい、勝手に動いてしまう状態のことです。手指が握ったままとなり開きにくい、ひじが曲がる、足先が足の裏側のほうに曲がってしまうなどの症状がみられます。脳卒中の発症後、時間の経過とともに麻痺と一緒にあらわれることが多い症状です。
  • 嚥下障害

リハビリテーション医療は、基本的動作能力の回復等を目的とする理学療法や、応用動作能力、「社会適応能力の回復等を目的とした作業療法、言語聴覚能力の回復等を目的とした言語聴覚療法等の治療法より構成され、いずれも実用的な日常生活における諸活動の実現を目的として行われます。

理学療法とは

理学療法とは「身体に障害のある者に対し、主としてその基本動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、および電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的療法を加えること」とされます。理学療法士(physical therapist)はPTとよばれる動作の専門職です。それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成し、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩くなどの日常生活を行う上での基本的な動作の改善を目指します。

言語療法とは

言語聴覚療法とは『音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うこと』とされています。言語聴覚士(Speech Therapist)はSTとよばれ、言葉の検査や訓練のほかに、摂食訓練や嚥下機能訓練や物忘れの予防の訓練なども行い、日常生活の向上を目指します。

作業療法とは

作業療法とは「身体または精神に障害のある者、またはそれが予想されるものに対し、その主体的な生活の獲得を図るため、諸機能の回復、維持及び開発を促す作業活動を用いて、治療、指導および援助を行うこと」とされています。

作業療法士(Occupational Therapist)はOTとよばれ、こころとからだ、人生・生活を支援する専門職です。日常生活の諸動作や仕事、遊びなど対象者に関わる全ての活動に対し、治療や援助を目標とします。麻痺をしていない方の手を使用し日常生活訓練を行うこと、現状と向き合うための心理面のサポートや注意障害、失語症などの高次機能に対してもアプローチを行い、社会復帰や復職、日常生活の向上を目指します。

みうら健内科クリニック
Miura Ken Internal Medicine Clinic
〒144-0046 東京都大田区東六郷1-26-13
TEL:03-3736-4136